フィリピンに「スーパー台風」セブ島直撃ライフラインが停止

2021年12月16日木曜日午後
猛烈な台風22号(オデット)が
フィリピンに上陸し
中部ビサヤ地方と南部で被害が
拡大しています。

普段連絡を取っているセブ島在住の
友人から「台風が来るんだ。」
と聞いていたのですが、まさか
最大瞬間風速83メートルを
超えるほどの勢力とは思っても
いませんでした。

甚大な被害を受けています。

セブ島直撃、ボホール島洪水

フィリピンの家屋の造りって、
トタン屋根だったりベニヤ板で
仕切ってあるだけ

とてもじゃないけど台風が
くると、飛ばされたり雨漏り
は普通にあるようです。

あまり警戒していない様子。

でも、今回の台風は破壊的でした。

心配になったので連絡したものの

「応答なし。」

Twitterでチェックすると
被害が出ているようだということが
分かりました。

セブ島の友人8人に連絡したものの
17日にメッセンジャーで安否の
確認が取れたのは1人のみ。
それも真夜中にようやくでした。

内容は、「無事、だけど
住まいはひどいことに
なっている」と。

同じ国内でもマニラでは
あまり雨も降らなかったようで、
「南部の方がひどいらしい」と
マニラ在住の友人が教えて
くれました。

ライフラインは停止

3日目になって、ようやく
台風当日に連絡の
やり取りをしていた友人が
メッセージを送ってくれました。

「電気、水、モバイルネットワーク
が止まっている。近隣の街から
電波を拾ってメッセージを送って
いる。」とのことでした。

ビルも崩壊、電柱は倒れ電線も
木もすごい状態になっていたの
です。

昨日連絡をくれたのはセブシティ。
今日の友人は郊外なので、場所は
違えど被害は広範囲にわたっています。。

4日目少しずつ連絡が入り始めた

20日(日)まだまだ政府の援助は
届いていないようです。

セブシティの友人。ダナオシティの
友人からそれぞれメッセージがきました。

2人とも無事。本当に安心。

「水もないし、食べ物は家に残っている
玉子とお米のみ。ガソリンも買えないし、
現金もATMが使えないから1000ペソしか
残っていない。夜は電気がないから
真っ暗で怖い。」

「でも、それ以上にカモテスの島の
人達はもっと大変。」

と切羽詰まった内容でした。

画像も送ってくれました。
ブログに載せたいのですが、
本人に承諾を得てからにしたいので
次回にします。

ようやく日本でフィリピンの様子を
報道し始めました。

6日目もう飲み水がない

30代、20代の若者系YouTuberが
セブの被災状況をアップロードして
います。

彼らのいる場所はセブシティ、
ITパーク周辺なので、ラジエーターが
あれば何とかスマホの充電ができたり
お店が開いているところがあったり、
そんな様子が映っていましたが、
ローカルはもっと悲惨な状態なん
だと思います。

ようやく21日(火)の今日、連絡が
2人きました。シグナルがなかったようで
連絡できなかったと言っていました。
ボホール島、ラプラプです。

よっぽどだったんでしょうね。

「本当に困っていると。」
苦しそうでした。

まだ、政府からの援助支援はなく
飲み水はない、電気もない、食料もない、
ガソリンも中々手に入らないようです。

ボホール島では食料が本当になくて、

「わたしたちのために祈って!」

とのメッセージが。

道路も家も建物も崩壊しています。

今夜、モバイルネットワークが
戻りつつあるようです。
それでメッセージを送ってくれ
ました。

電気の復旧がいまだされて
いません。本当に暗闇で過ごして
いるので大変な負荷がかかって
いることでしょう。

明後日、水道の復旧が一部の地域で
あるそうですが、ローカルはまだまだ
時間がかかるのではないでしょうか。

ライフラインの復旧に4週間はかかると
推定されているようですが、
そんなに水なし食料なしの生活は
ありえません。

なんとか早く支援物資が届きます
ように。

おわりに

まだ2人の友人からは連絡が
ありません。

無事でいることを祈っています。

もうすぐクリスマスホリデー
を楽しみにしていた矢先のこの
惨事せめてライフラインは戻って
欲しいです。

ごはんを食べられることができる
ありがたさ、
きれいなお水が飲めるありがたさ、
電気が通って安心して生活ができる
ありがたさ、

感謝するばかりです。

被災された方々にお見舞い申し上げます。

一日も早く復興されますように。

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